個室でも入院患者は規則正しい生活になる

入院中を快適に過ごすコツは、やはり「規則正しい生活」だと思います。当たり前ですが、病院ではお日さまの出ている時間に起きていることを求められます。個々の病状によってはそれができないケースもありますけれど、症状が重篤ではない患者さんに対しては、もちろん規則正しい生活を求められるというものです。

それはなにも集団の大部屋だけではなく、個室の病室でもそうですよ。私は過去に1度、栃木県の放射線治療科で個室の病室に入院したのですが、個室だからといっていつまでも寝ていられるわけではありませんから。朝には朝の検診があり、朝食が運ばれてきますし、それに昼間も検診と昼食があり、もちろん夜も夕食検診と、1日に何度も看護師さんが出入りしますからね。

そしてまた清掃スタッフの方も出入りするわけです。そして個室とはいえ、病室に鍵は基本的にはかけてはいけないことになっていますからね。ですから個室に入院だからといって休まるものではないのですよね。自然と規則正しい生活になってしまうのです。