父の病気があと1年早く見つかっていたら

朝、急に父が貧血で倒れました。

昨日まで元気で、普段と何も変わらない生活をしていた父でしたので、突然の出来事に驚き、私と家族は動揺を隠しきれませんでした。

そして、救急車で運ばれた父、その後の検査でスキルス性の胃がんであることが判明しました。

医師から病名を聞いた時、愕然として魂が抜けていく感覚を覚えましたが、あまりにも突然の、まさかの信じられない病気に、家族全員が無言になり、何も考えることができなるほど、みんなショックを受けていたようです。当然です。昔から体は丈夫な父で、今まで大病どころか、病気で病院に行ったことすら滅多にありません。しかも、自分の体を常に気遣っていて、毎年必ず人間ドックを受けていましたので、まさかこんな病気にかかってしまうなんて、頭の片隅にも思っていませんでした。

医師の話では、父の胃がんはステージ4後半、ガンも最悪の悪性で、命はもって半年との余命宣告までされてしまいました。

最悪です。どうして毎年の検診で見つからなかったのでしょう。検診の胃がん検診であるバリウム検査では胃がんは見つからないのでしょうか?医師に問い合わせた結果、検診だけでは、完全な結果は出ないと言われてしまいました。ましてやスキルス性胃がんはバリウムで見つかる確率は少ないとの事です。そのため、検診に頼るだけではなく、やはり数年に1度は、胃カメラを飲んで検査をした方が、早く病気を見つけることになると、父の病気から学びました。

父にとっても、家族にとっても、本当に辛い現実でした。

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